ねむみめも

ねむみめも

It's ineffable.

どうしようもなくときめく13のジュエリーブランド

去年の冬のはじめ頃、友人孔雀さんに誘っていただき、New Jewelry TOKYOなるジュエリーの祭典に遊びに行ってきました。

※ジュエリーコミケとはあくまでも孔雀さんがおたくのためにわかりやすく噛み砕いてくれた呼称です。

 

 

いつも身に着けるアクセサリーといえば結婚指輪、イヤリング、ネックレスひとつというシンプルな装備の私、ちょっと高価なジュエリーはいざ買うとなってもどこから探していいかわからないだろうな…と思っていたのですが、このイベントで惹きつけられるブランドがいくつもあったので、今後ジュエリーを買うモードになった時のためにメモを残しておきます。(ほんとにただの羅列だよ)

 

1. PLANT/PLANT

(いつか買うと決意しました)

www.plant-plant.jp

 

2. KANOE

www.kanoe-jewelry.jp

 

3. YUKA HOJO

www.yukahojo.com

 

4. Ryui

www.ryui.jp

 

5. millieto

www.millieto.com

 

6. CASICA

casica.tokyo

 

7. SUNI

www.suni-jewelry.com

 

8. CHERRY BROWN

cherry-brown.com

 

9. simmon

simmon-s.com

 

10. NOUE

www.noue.jp

 

11. Lueur

lueurnet.com

 

12. revie objects

revieobjects.com

 

13. H SAKAKIYAMA.

www.h-sakakiyama.tokyo

 

ああかわいい、うつくしい。願わくば、結婚する前にこのイベントに行っておきたかったー! 結婚指輪も婚約指輪も素敵なデザインが多すぎて、もう持ってるのに目移りしまくりでした。いつかこんな素敵なジュエリーを手にする日が来たらいいな。

アイスランド旅行記[1] 東京からロンドンへ

旅程まとめはこちら。

アイスランド旅行記と言いながらまだまだアイスランドには上陸しません。まずはロンドンに辿り着くまでの道程の記録です。慣れていないぶん、道中も十二分にエンターテインメントだった。

 

12/26(木) 21時 いざ羽田へ

この日、私は既に冬休み。夫は仕事だったので帰宅を待って、お風呂を済ませてから出発。

なお私は旅行に向けて髪をピンクに染め(なんだかアイシーブルーの世界に映えるような気がして)、つめにも久しぶりにつやつやジェルネイルを施していました。かわいい色を纏っていると強い気持ちになるね。

で、出発したはいいものの、レンタルしたサムソナイトのトランクがすいすい動くのに反して自前のアメリカンツーリスターを動かすのがあまりにも大変で、家から10mの地点で徒歩+地下鉄乗り換えルートを断念。最寄りのJR駅までタクシーに乗ることにしました。ちょうどいいので海外旅行保険が利用付帯条件(なにかしら旅程の交通機関で使わねばならぬ)な楽天カードでお支払い。

想像以上に性能の差があることを実感して、次の海外旅行までにサムソナイトかリモワのものに買い替えようと決意した最初の瞬間でした。ちなみに旅行中あと10回くらい決意を新たにします。ほんとにまったく違うから…。

レンタルしたのはこれでした。目立つしアイスランドっぽいし好きな色!

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行きは羽田発の深夜便なので、浜松町からはモノレール。乗り換えが大変そうだと心配していたら、素晴らしく車輪を転がしやすい設備で既にちょっとわくわくしはじめる。そもそも真夜中の散歩が好きな夫婦なので深夜便な時点でずいぶん楽しいのですが。

しかし私は5年ぶり、夫は10年ぶりかつ人生2回目の海外旅行。寒冷地に行くのもあってなかなかに大荷物です。お土産を持ち帰れるのか既に不安を抱きつつJALカウンターへ。手続きを終えたトランクがベルトコンベアで運ばれていく様子がつぼにはまったらしく、いそいそと動画を撮る夫…。これまでかわいいなんて思ったことなかったのに、そう言われてみればなんともかわいく見えてくるから不思議。夫と一緒だとあらゆる場所で愉快なことが見つかるのでこの人と結婚してよかったなぁとしみじみ思いました。新婚旅行っぽいね!

 

アイスランドクローナは日本で両替できません

時間には余裕があったのですこしお寿司をつまみ、出国前に両替をしよう…としたら、サクッと躓く事案が。アイスランドクローナ、対応してない。とりあえずポンドとユーロだけ2〜3万円ずつ両替して(結果的にいうと現金は本当の本当に必要なかった)、アイスランドガイドブックの基本情報ページを開く。と、書いてあった!「両替はケプラヴィーク空港で」とのこと。なるほど。ガイドブック持参しててよかった、いきなり慣れなさを全力で発揮してしまいました。

出国後は往路のお楽しみその1、JALのラウンジへ。特典航空券でビジネスクラスを確保したので、機内食も楽しみだけどラウンジごはんも楽しみで。

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定番のチキンカレーはさすがのおいしさ。タンドリーチキンももっと食べたかったし、写ってないけどメゾンカイザーのマフィンも美味だった。しかしこの時点で日付超えたあたり、だいぶ遅い夕飯なうえに機内食もコース料理が出るはずなのでほどほどに…(しかしちょっと食べすぎだったと思う、反省)。

 

✈︎はじめてのビジネスクラス搭乗

2時をまわったころ、ようやく搭乗口へ。

このデップーちゃんかわいいでしょう。

わくわくしながら席に着くとなにもかもエコノミーと勝手が違って、物珍しさであれこれ触っているうちに飛行機は動き出していました。

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↑はしゃぐ私。

座席がべらぼうに広い!

CAさんがものすごく丁寧にケアしてくださる!

そしてメゾンキツネのアメニティポーチかわいい!

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ジャン・ポール=エヴァンの機内限定パレオショコラがあるらしいと見かけていたので、ひと眠りしたあと後方カウンターで「エヴァンの…」と声をかけたら、この路線には限定ショコラはなかった…。かわりに通常のマカロンがあるとのことでシトロンとショコラのマカロンをいただきました。

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うまうま。ハーブティーもいただいてほっとする。

そういえば、機内が寒いかもと思ってもこもこフリースで挑んだものの、全然寒くなかったな。でも乾燥はすごくて、うっかりハンドクリームを忘れてきて手がかっさかさでつらかった。機内持ち込みにハンドクリームは必須ですね。

 

出発から8時間ほどしたらいよいよごはんタイム! 洋食を選択しました。

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思いがけずメゾンカイザーの林檎とさつまいものパンがものすごく好みで最初から感動。パン生地がもっちもちで甘みがほどよくて、お店でも売ってるならぜひ買いたい。

お皿中央の丸いコロッケが転がっていかないようにソースで固定されていて感心したりもしました。

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サーロインのロティも柔らかくておいしかったし、デザートまでついていて大満足。イギリス時間だと丑三つ時のごはんだけど…これ到着しても朝ごはん要らないんじゃないかしらと思いつつ、もりもりいただく。

なるべく早く現地時間に体を合わせた方がいいかと思って搭乗後2時間くらいは眠らずにいたのですが、日本時間のままですぐに寝たほうが胃のコンディションは良いかもしれない。軽食メニューも食べてみたかったのに、タイミングを逃してしまいました。映画も「ジョン・ウィック パラベラム」の冒頭を観るに留まり、あとはぐっすり。続きが気になるから復路にもあったら観よう、とメモしてたけどそんな余裕は微塵もない復路が待ち受けているのであった…。


フライト終盤、CAさんに新婚旅行ですかと話しかけられてすこしお話ししていたら、着陸前にメッセージカード付きのプレゼントをいただく。

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本当にこんなことあるんですね。お心遣いがすごく嬉しかった。ありがとうございます。

 

ヒースロー到着!そしてはじめてのSIMカード交換

予定よりすこし早く、午前6:15にヒースロー空港に到着。ああ、実に、実に快適な旅でした…。プランニング時点ではビジネスクラスに興味を示していなかった夫が「帰りもこの席がいい」と宣っていたけれど、もうマイルは残っておりませんので。エコノミーもそれはそれできっと楽しいよ頑張ろうねと心の中で呟きました。

 

入国審査もビジネスクラスゆえに早く終わり、あっという間に到着ロビーへ。緊張しつつも、事前にAmazonで購入しておいたThreeのSIMカードに入れ替えます。

私が買ったのはこのヨーロッパ周遊タイプ。

2つで4200円。ひとつ下の容量だと3GBかつ通話なしなのにたった200円差だったので、念のためこちらに。SIMを替えたことがないので不安でしたが、某有名Wi-Fiを見てみたら半額キャンペーンでもトータルコスト2万円弱かつ1日500MBという、これもこれで不安な条件。Google Mapをヘビーに使うつもりだったので、条件的に断然SIM!と勇気を出して買ってみたのでした。

SIMロック未解除端末の出発前準備をわかりやすく説明してるページがあんまりなくて出発前はてんやわんやでしたが、到着後とりあえず入れ替えてしばし待機したら説明書通りの案内メッセージが届いてひと安心。

空港到着時刻があまりに早い&ちいさなホテルに泊まるのでフライト直前に確認メールを送っていたのですが、ここでメールを確認するとやはり「荷物は10時以降なら預かれるよ!」との返信が。のんびり向かうことに決め、ロビーで荷物を整理したりトイレで着替えたり、予定を確認したり。

上のツイートの画像は夫が外で煙草を吸いがてら撮ったもので、「全然寒くないんだけど?!!!」と驚愕しながら到着ロビーに戻ってきたのでした。天気予報アプリだと東京よりやや寒いはずなのに、私も外に出てみるとたしかになんだか寒さの質が違う気がして、急遽インナーを東京並みの薄さにクラスチェンジ。

これ以上ないくらいに準備が整ったところで、ロンドン市内に1時間ほどでアクセスできるPicadelly Lineへ。急がないからと思っての選択でしたが、通勤ラッシュと重なってものすごーーくしんどかった! Heathrow Expressにお金を払う価値、しみじみと感じました。

 

さて、次の記事でようやく観光をはじめます! ああロンドンに戻りたい。

アイスランド旅行記[0] 旅程

2019年末〜2020年始にかけてのアイスランド旅、8泊10日の旅程はこんな感じでした。

 

12/27(金)

2:45(JST) 羽田発[JAL]

6:30(UTC) イギリス・ヒースロー着

ロンドン観光

 

12/28(土)

ロンドン観光

 

12/29(日)

12:15 ヒースロー発[アイスランド航空]

15:30 アイスランド・ケプラヴィーク着

レンタカーで宿まで移動

アイスランド南部泊(オーロラハント)

 

12/30(月)

レンタカーでゴールデンサークル観光

アイスランド南部泊(オーロラハント)

 

12/31(火)

レイキャビクへ移動、レンタカー返却

市内観光

年越花火観賞

レイキャビク

 

1/1(水)

アイスランド東部の氷河へ1dayバスツアー

レイキャビク

 

1/2(木)

ブルーラグーン

・ケプラヴィーク空港エリア泊

 

1/3(金)

7:30 ケプラヴィーク発[アイスランド航空]

13:00(EET) フィランド・ヴァンター着

ヘルシンキ観光

 

1/4(土)

ホテルで養生(ほんとは観光したかった)

17:25 ヴァンター発[JAL]

 

1/5(日)

10:00 成田着

JSTUTC+9時間、EET=UTC+2時間です。

 

アイスランドは電車がなく、長距離バスも本数が少ないので予定を組むのにかなり悩みました。今回はこれで大正解だったと思うけれど、次に渡氷するならまるっと1週間はアイスランドに滞在したい…!

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初日の記事はこちらです。

アイスランドに行ってきました!!!

1年ほど前から度々つぶやいていたアイスランド旅行、ついにこの年末年始に行ってきました。

楽しかった…。

最終日ヘルシンキで盛大に食当たりを起こして帰れるかどうかハラハラする事態にもなったのですが、とにかく総じて楽しくて、ひそかにあたためていた裏目的も達成されたので最高の旅になりました。

叶うならばすぐにでもアイスランドに戻りたい。

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主に自分のための記録として旅行記を綴るつもりですが、読んでくださる方にすこしでもアイスランドの良さが伝われば、そして行きたいと思っている方の手掛かりになれば幸いです。

今回の旅程概要はこちらです。

記憶があるうちに旅の内容を記録しつつ、のちほど旅の下準備や持ち物、行ってみてわかったこと、参考にした書籍なんかもまとめたいと思います。

まずは今回の旅の目的や背景をつらつらと…取り立てて参考にはならない部分かと思いますが、よろしければお付き合いください。

 

アイスランドを訪ねたわけ

夫と入籍した4年前、新婚旅行どうしようかと話していて判明したのが、夫は基本的にヨーロッパ諸国ひいては海外旅行そのものに興味がないということ。海外渡航経験は一度だけ、行き先はタイ。対して私はイギリスを筆頭にヨーロッパの文化が大好きで何度でも行きたい派。あそこはどう? ここは? とあれこれ話すうちに、唯一ふたりの興味が合致したのがアイスランドでした。

夫はアイスランド出身アーティストのシガーロスビョークが好きで、オーロラを見てみたい。あと『ヴィンランド・サガ』も好き(勧められて私も読んだ)。

私はオーロラを見たいのはもちろん、北欧神話を現代に伝える『エッダ』が紡がれた地であることや妖精を信じる人が多いという文化的側面への興味。それと以前両国のジンギスカン屋さんで食べたアイスランド産ラムのおいしさが衝撃的で、現地で食べてみたいと思っていました。

さらに、しばらくして私の大好きな漫画家 入江亜季さんがアイスランドを舞台にした新連載をはじめるとの情報が!!

北北西に曇と往け 1巻 (ハルタコミックス)

北北西に曇と往け 1巻 (ハルタコミックス)

 

夫も入江さんの前作『乱と灰色の世界』を気に入っていたので、がぜん我が家のアイスランド熱が高まりました。

 

いつ渡氷するのか問題

ただここでネックになったのが、休みを取りづらい夫のワークスタイル。結婚から2年ほどはとにかくハードワークな部署で、休みをとると結局自分がつらいから休みたくないと言われていたのです。私も盆暮れ正月関係ない職種だったことがあってその気持ちはすごーくわかるので、何も言えず。

しかし、その後比較的フレキシブルな部署に異動になり、2018年の年末年始を過ごしてみて「次の年末年始ならいけるかも!」というわけでようやく新婚旅行計画が本格始動したのでした。ああ長かった。ここに至るまで何度もぶつかったのです。いい加減に休めー! 有給休暇をどぶに捨てるな! おぬしは本当に旅行する気があるのか?!!! と。主に私がカッカしていただけですが。

アイスランドでオーロラを見るなら10月〜3月がいいと、だいたいの日本語の資料には書いてあります。なるべく寒すぎない時期がいいなぁと考えたりもしたけど、はじめての夫婦海外旅行だし、調べたら2019年末は月もそんなに明るくなさそうだし(満月ってだいぶ明るいので星が見えにくくて、オーロラも然り)、お互いに無理のない日程にしようと決め、年末年始の休暇に1日だけ有休を足して、そのかわり休みの間はフルに渡航することにしました。

※直行便云々はおそらく私の勘違い。そもそもツアーチャーター便以外で日本からアイスランドへの直行便は今のところ無いようです。かなしい。

なおオーロラ観賞に適した時期については現地の人からより詳しいアドバイスをもらったので別記事に書きますね。

 

旅の目的と裏目

〈ふたり共通の目的〉

① オーロラハント

アイスランドの自然を楽しむ

③ はじめての夫婦海外旅行という体験そのもの

〈私単独の目的〉

① Good Omensのロケ地巡りin London

ティータオル、本屋さんのエコバッグ、ヴィンテージアクセサリー、布、型紙、食器など趣味のアイテム購入

③ 現地の料理&おいしそうなおやつハント

 

そして今回の旅行全体のプランニングに関わる私の裏目的が、

夫に「海外旅行って楽しい!ヨーロッパ好き!また行きたい!」と思ってもらう

ということ。なんとしてもまた一緒に楽しく海外旅行したいので…。

そんなわけで、腰痛持ちの夫が到着時点で具合が悪くならないように往路はビジネスクラスにしたり(マイルためまくった)、ホテルは価格とデザインと立地も考慮しつつ水回りが快適なことを大前提に探し回ったり、旅のしおりアプリに細々とした旅の情報をまとめて共有したり、最終的に夫の荷物も9割がたパッキングしたり。夫は出発当日、仕事から帰ってきたら用意された荷物を持って出かけるだけでOK。もはや専属旅行手配エージェントですよ。出発直前に飲み会の予定を入れようとしているのを知った時ははっ倒そうかと思いましたが、他の参加者がさすがにそのタイミングはやめたほうがいいと止めてくれて事なきを得ました。

↑その後、シャンパン日本酒ビール飲み放題コース料理あり蔦のラーメンありフルフラットシートなど具体的なおもてなし情報を伝えたらビジネスクラスを希望するように。

いったんチケットを手放すことになるので、変更手続きかなりドキドキしました。無事とれてよかった。

エージェントばりにがんばった甲斐あって、いくつかトラブルはあったものの、みごと夫から「また来たい」「旅行楽しかったなぁ…(しみじみ)」さらには「移住…ありだな…」との言葉を引き出すことに成功しました。 裏目的達成、嬉しい! またアイスランドに、そして他のヨーロッパ諸国にも行きたい!

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私自身もそれほど海外渡航経験はなくて、渡航は5年ぶり、自分で手配するのは10年ぶりで前回とかなり状況が変わっていたりして、いいホテルが見つからないとか交通手段がどう探しても無いとかで泣きそうになりもしましたが、この裏目的が揺らがなかったので基本的には楽しく準備できました。

上のほうの引用ツイートにも書いていたのだけど、1年弱のあいだずっと断続的に準備していて、それがいちいち楽しいので実にコスパがいい遊びだったなと思います。コスパいいからまたアイスランドに行くべきですね。

オーロラハントできる&日照時間がもっと長い時期にも行きたいけれど、草木が青々と茂る中をのんびり島一周ドライブしたくもあり、少なくともあと2回は行く必要があるしきっと行けばまたさらに行きたくなるのでしょう。イギリスは長いこと大好きで何度でも行きたいと常々思っていましたが、まさかアイスランドにここまで心奪われるとは思わず(すこし予感はしてたけど)、こんなふうに価値観をぶんまわされる体験ができてよかったな。

長い前置きになりましたが、次の記事から旅行記スタートします。よかったら引き続きお付き合いくださいね。

ハロウィン仮装メイクのレシピ 2018

ずっと下書きに入れていた記事、もうすぐハロウィンなのでアップしちゃう。

 

 

2018年のディズニーハロウィン仮装メイクのあれこれをそっと披露したく、ここに綴ります。「こうすればキャラの顔に近づくよ!」 的なハウツーではなくて、ただただ使ったコスメを語るだけです。

 

1. 「美女と野獣」町ベル

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(パパを心配して魔法の鏡で覗き見るシーンのイメージ! 撮影: ほしのちゃん)

Eye: NARS デュオアイシャドー 3919 SURABAYA、クリニーク クリームシェイパーフォーアイ 104 ブラウンシュガー

Cheek: Addiction チークスティック 05 Revenge、ローラメルシエ ブラッシュカラーインフュージョン 05 フレスコ

Lip: SUQQU モイスチャーリッチリップスティック01 夕奏、NARS サテンリップペンシル9200 Het loo


アニメを観るとベルのリップもチークも青みがかって見えるシーンが多いんですが、私のパーソナルカラーはイエローベース秋。以前はPCの概念を知らずに仮装で青みピンクの口紅を使っていたこともありましたが、後で見返すとどうにも口もとが気になるんですよね……顔の中で浮いてる。

せっかくキャラクターの雰囲気に近付けたくて似合わない色を使っても、キャラに寄るよりも違和感のほうが強いことを実感したので、今回は「聡明で本が好きな夢見る乙女」というイメージを優先してブラウンメイクにしつつも、明度はアニメに揃えました。ブラウンonイエベ秋の肌、 落ち着くけど血色もきちんと出るから大好きだ。

きっとコントロールカラーを仕込んでPCを乗り越える方法もあるとは思うんですが、今の私にはこの方法が楽しいからしばらくはこのスタンスでいくと思います。

そういえばまわりにフレスコ使ってる人が見当たらないけれど、イエベ秋春にはするりと馴染む便利カラーなのでおすすめです。 「溶かし込みチーク」というキャッチコピーに負けてない。

 

それにしてもエレガントなプリンセスのメイクや表情づくりって、本当に本当に難しい。スキルと表情筋に加えて顔タイプもおおいに影響してるんだろな。

今回もブラウンメイクは気に入ってるけど直したいところが盛りだくさんです。


2. 「くまのプーさんピグレット

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(どどどどうしよう…! 撮影: 夫)

Eye: マジョリカマジョルカ シャドーカスタマイズ ルミナスティック RD422 熱情、Addiction ザ アイシャドウ 31 Tiny Shell / 62 Plaline / 74 Fudge、WHOMEE マルチライナー deeper キラキラピンク

Cheek: Addiction チークスティック 05 Revenge

Lip: SUQQU モイスチャーリッチリップスティック 01 夕奏、Addiction チークスティック 05 Revenge


どピンク祭!!!

写真ではほんのりとしか見えないのですが、リアルで見るとかなりのピンクメイクでした。もっと濃くてもよかったんだなぁ。

男の子キャラなのと、ティガーに扮した夫がすっぴんなのでバランスをとりたくて、 つけまなし・自まつ毛の上のみ茶色マスカラ・上アイラインなし、にしています。WHOMEEのキラキラピンクライナーは下瞼にぐりぐりと。 熱情はまゆげにもしっかりのせました。

ほんと、平時ならびっくりされるどピンクぶりだったと思うんだけど…ウィッグかぶるとあっというまにナチュラルになるから不思議ね。
レストランのキャストさんがごはんをサーブしながら「メイク、ピグレット色なんですね!」と褒めてくださって嬉しかったな。

 

ピグレットは初めてDハロで仮装したキャラクター。前回は2010年でした。(写真右)

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衣装に使った生地、年齢、撮影角度、フィルターかけてるアプリも違いますが、メイクもだいぶ変化してます。なお実際に見ると、左はもうすこし黄みひかえめ、右はすこし彩度低め。ウィッグは同じ。

2010年版はおそらくアイラインが黒だし、上つけまつげもついていて女子っぽい。今年のほうがぽやぽやしたぬいぐるみっぽくできた気がする!

 

3. 「ディセンダント2」ディジー

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(眼鏡ちゃんゆえにメイクのわかる写真がほとんどない…!)

Eye: マジョリカマジョルカ シャドーカスタマイズ ルミナスティック RD422 熱情、ANNASUI マルチグリッター 800 (イエロー)、Addiction ザ アイシャドウ 85 Shanghai Breakfast、SHISEIDO カジャルインクアーティスト 05 Plum Blossom、WHOMEE マルチライナー deeper キラキラピンク

Cheek: Addiction チークスティック 05 Revenge

Lip: SUQQU モイスチャーリッチリップスティック 01 夕奏、NARS リップグロスN 1671 Orgasm、Addiction チークスティック 05 Revenge、ANNASUI マルチグリッター 800

 

夕奏はもはやリップベース。そして熱情とRevengeは色みが便利すぎる。

衣装がとってもカラフルでビビッドなディジーちゃん、他のキャラクターと比べて使ったアイテムの多いこと。(デイジーと紛らわしいですが、ダックの方はお花のDaisyなのに対してこちらはDizzy、つまり眩暈ちゃんです。ああかわいい。)

映画では上瞼のイエローシャドウ以外がよく見えなかったので、 ディジーのイメージで多色使い、 なおかつ衣装に寒色が多いぶんメイクは暖色でかためてみました。

なるべく黄色がはっきり発色するキラキラシャドウを探し求めて辿り着いたANNASUIマルチグリッター、Addictionのチークスティックと同じく顔のどこにでも使える便利アイテム! 目元や上唇のハイライトとしても使いました。(いまキラキラのイエローシャドウを買うならNARSの単色シャドウも良さそう)

カジャルインクアーティストのPlum Blossomは紫色のアイライナーで、昨年9月に買ったSHISEIDOリニューアルアイテムの中でいちばん使っているもの。するっする描けるし、赤みと青みのバランスがちょうど良くて好き。

あと、ほとんど見えないけど目尻の下にはラインストーンを付けています。

リップは普段なかなか使わない、眺めるだけで可愛くて満足していたOrgasmグロスを。中心部にだけリベンジをぽんぽん付けました。

メガネで大半が隠れちゃうけど、他のキャラ以上に普段使わない色の組み合わせだらけで楽しかったな~。

 

2018年、ようやく仮装メイクが楽しくなってきました

Dハロ仮装に参加し始めてはや9年ですが、決してメイクがうまくない私にとって「キャラになりきるメイク」はあまりに難しくて、仮装準備の中でちょっと憂鬱なパートだったのです。それが、メイクレッスンやパーソナルカラー、パーソナルデザイン、そして日々の美容垢のみなさんとの交流を通じて前よりぐっとコスメが好きになった2018年、一気に楽しいパートへと転換したのでした。

いまだ技術は足りていないので写真を見返すと反省点だらけ……でも、「メイクすること」「どんなメイクにするか計画すること」「このキャラクターが現実世界にいたらどんな顔立ちでどんなコスメを使うか想像すること」が、憂鬱ではない、むしろわくわくすることになったのはあまりに大きな変化です。嬉しいな。

 

ああ、もっとメイク(と表情づくり)(とポージング)うまくなりたいなぁ。己の顔面をもっと知りたいしコントロールできるようになりたいものです。

今年のDハロも、去年よりすこしでもスキルアップして仮装を楽しめますように。私はまだまだ準備が残っているので粛々とがんばります🎃

いつか欲しいもの 2019.2

(2021年1月、更新しました)

 

昔からの癖というか趣味のひとつに、「欲しいものリストづくり」があります。中高生の頃は欲しいと思う洋服がとても手の届かないものばかりで 、ノートに絵を描いて、どこが素敵かをメモしていました(今思うとなかなかにマメだ)。
大学生の頃からは文字がメインになったし、今ではもっぱらスマホにメモしていますが、とにかく欲望を書き出すというのがけっこう楽しくて。
いったん書き出してしまうと焦りがなくなるのか、本当に必要なとき、あるいは心の底から気に入るものに出会うときまで、じっくりあたためておけるのも良いなと思っています。

今まで自分以外に見せたことはなかったけど、私がいつか(近い将来)欲しいなぁと憧れているもの、こんな感じです。

 

イカQ

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LEICA Q / ライカオンラインストア
ただの憧れ。
中古でも40万円くらいするし、 ミラーレスもデジタル一眼も家にあるので、優先順位は高くない。 思い切って買えるのはいつになることやら。 でもいつかライカQをぶらさげてお出かけしてみたいんだ。

 

クチポールのカトラリー

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Cutipol クチポール 公認オンラインショップ - ポルトガルが生んだカトラリーメーカー

3年くらいリストにある。さらに2年経っても買ってない!!!ギフトとしては何度か買ったんだけど…。
デリスタグラマーの写真によく登場する華奢で優美なカトラリーですが、ただのおしゃアイテムじゃないんですよ。
もともとは見た目で欲しいなと思っていたものの、夫と入ったカフェのカトラリーがクチポールで、ごはんを食べはじめて数口、ふたりで「え、このフォークとナイフものすごく使いやすくない…?」と顔を見合わせてしまった。普段カトラリーの使いやすさなんて意識していないのに。
それくらい、違ったのです。
しかしまあフォーク・スプーン・ナイフ× 各2で1〜2万円するので何かの節目に買おうとリストに残し続けています。これに関しては1本ずつ増やすよりはセットで揃えたい。

 

ハンドミキサー

これも3年くらい、欲しいなぁ、でも今すぐ必要なわけではないんだよなぁ、と思い続けている。まだリストに残ってます。候補は絞れてるのでそろそろ買う気がする。
できれば氷入りのスムージーも作ってみたくて、でもアイスクラッシュ可能なハンドミキサーがそんなにないというのも買い渋っている理由。氷なしのほうが体にはいいかな…。
しかしpaypayポイントが余っているので、 置場を確保できたら本腰入れてアイテムを見極めるつもりです。

 

ラッセルホブスの電気ケトル

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Cafe Kettle(カフェケトル) | Russell Hobbs - ラッセルホブス -

今使っている10年もののティファールさんがやたらと注ぎ口からぼたぼたこぼれるようになってきて、どうせ新しくするなら見た目も好みのものがいいと思って目をつけています。

公式サイトを見たらなんとイギリスのブランドなのだそうで。ますます欲しくなっちゃう。

こちらもpaypayポイントかamazonポイントか楽天ポイントで近いうちにゲットするつもりです。

買いました!!!

たぶん1年ほど前に。蓋が外しにくいところと、それゆえに沸かした直後に新たに水を入れづらい(本体熱いから)ところと、沸騰音がなかなかうるさいところが玉に瑕ですが、それを補って余りあるデザイン、そして細い注ぎ口がストレスフリーに注げて素晴らしい。温度調節できるタイプと悩みましたが、見た目でこちらを選びました。

 

押し花のアクリルフレーム

おっきくて薄べったいやつ。
もしかしたら買わずに作るかもしれないけれど、今後引っ越したら手に入れたい。

 

白鳳堂のブラシ(フェイスパウダー用、チーク用、広めのアイシャドウ用)

もともとアイシャドウ用の細いブラシをずっとリストに入れていて、2年前から数本買い集めて「最高!」と思っているので、今後欲しいものたち。

チークのふわふわタイプだけ買いました。でもそうしたらチークのしっかりタイプも欲しくなってしまった…今後も買い続けます。

 

kobakoのコンパクトサイズなアイラッシュカーラー

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アイラッシュカーラー(レギュラー) | KOBAKO

六多いくみ先生のツイートで存在を知り、「 なんて便利なアイテムなんだ…!」と買いたくなったものの、 最近もっぱらオフィスメイクではマスカラをしない(目がしんどくてすぐこすったり目薬さしたりするから)ので、まだ買わずにいます。
アイスランド旅行の前に買おうかな。

これはまだ買わず。欲しいとは思いつつ、携帯タイプではなくメインのカーラーをマキアージュからローラメルシエに買い替えました。

 

HolmegaardのOld English Flower Bowl

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Old English フラワーボウル Holmegaard | scope
イギリスっぽさ、が大好物なもので(メーカーはデンマークだけれども)。
無造作な感じにお花を飾りたい。
でもこれを飾るには、お部屋のスペースも必要…。よってこれも引っ越したら買いたいアイテムです。

引っ越したので買ってもいいかもしれない。そわそわ。

 

ロックミシン

どう考えても便利そう。
もし子供を授かることがあったら、その記念として買うのだと夫に宣言しています。もし子供を授かれない体質だったら、それもそれで創作に打ち込むために買おうと思います。

 

パフェやクリームソーダに適した脚付きグラス

家でも楽しい気分できれいな色の飲み物を眺めたいなと思って、今のところiittalaかcommonのグラスが繊細すぎずいいかなと目星をつけています。
でももうちょっと探してみたい。

2種類買いました。commonと、norrのオンラインショップ(嬉しい)で購入した星柄のもの。どちらも気に入っています。

 

iittalaのfloraピッチャー

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なくても困らないもの。でもあったら確実に毎日うっとりできるもの。
そして今は生産終了して手に入らないものでもあります。数年前にscopeさんが復刻していたけれどもうとっくに売り切れていて、再びの復刻を待ちわびています。
フィンランドでもし綺麗な中古品に出会えたら買ってしまうかもしれない。

 

額縁ミラー

メイクするときに今の斜めに立てるミラーだとすごく姿勢が悪くなってしまって。
壁にミラーをかけたいな、周りに飾っている額縁やアクセサリーボックスに調和するデザインがいいな、と思いつつ、しっくり来るものにまだ出会えていません。のんびり探します。

買いました〜〜!!

引っ越しに伴って探していたところ、ついに理想の額縁ミラーを見つけました。大阪のantryのもの。想定よりかなり大きいし重たいけど。届いた時やらかしたなぁと思ったものの、設置したらしっくりきて嬉しい。

 

今リストに書いてあるのはこんなところ。
ちなみに、欲しい服のリストもシーズンごとに1年先まであります。こっちは「書いておかないと必要なものを忘れ去って衝動買いしすぎるから」 という切実な理由に基づくものですが。

フォロワーさんの今欲しいもの、いつか買いたいものも覗き見してみたいな。

愛しのタルトタタン

ベイクドケーキが好きです。

生ケーキだって好きだけど、タルトタタン、キャロットケーキ、レモンドリズル、ヴィクトリアサンドイッチなんかが並ぶショーケースには目が釘付けになる。

こんがり焼き色のついたケーキには文字にできないときめきが詰まっているのです。

なぜこんなにも惹かれるのかうまく説明できないけれど、がんばって説明するとしたら、連綿と受け継がれてきた伝統のレシピを通して異国の文化の香りを味わえるような気がするところと、甘酸っぱさと香ばしさとコクの融合が、良い。

(甘党にもいろいろありますが、私はフルーツ系とプラリネ系が特に好きなタイプの甘党です)

 

でもかなしいかな、ベイクドケーキを取り揃えているお店はあんまり多くないんですよね。

話題になるタルト屋さんはだいたいフレッシュタルトだし。私は焼き込みタルトが食べたいんじゃい! といつもあいほんの画面にむかって呟いているよ…。

 

そんなわけで、タルトタタンの季節が巡ってきたことだし、同じような嗜好の方がいらしたら是非おすすめしたいなと思って、ここ1年ほどで食べておいしかったタルトタタンをずらずら書き連ねてみます。

まずはオーソドックスなタイプから。

 

1. TWGティールーム(吉祥寺)

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ずっと行ってみたかったTWG! 紅茶のお仕事をしている友人まみたすさんとともに訪問。

ここはとにかく紅茶の種類が凄まじく多く、メニューは細かい字で3段組両面印刷されていて迫力すら感じた。ロマンですね。

タルトタタンは林檎のシャキシャキ感がしっかり残されていて、土台は折り込みパイ生地(THEパイって感じの、薄い層が重なってるやつ。フィユタージュと呼ぶ)。インパクトはないけど清楚なおいしさでどんな紅茶にも合いそう。

 

2. ラ・パレット(下北沢)

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旅人まやねーさんと、夜だけ開くカフェNeue(ノイエ)に行く前に寄ったお店。イートインもできるよ。タタン以外にもベイクドケーキが豊富でした。

林檎の煮詰め具合が程良くて好き。フィリングとしっとりめのフィユタージュの間にうすーいスポンジ生地がはさまっていて、食感が楽しいです。

ほんとは持ち帰りでも生クリームを載せてくださるそうなのだけど、買ってからパフェ食べて更にバーに行くつもりだったので生クリームなしにしていただきました。載せたらもっとおいしいだろな〜。

 

3. ノワ・ドゥ・ブール(日本橋)

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見た目がどツボ。好きすぎてこの記事のサムネイルにしました。

かわいいでしょ?!!!

毎年1〜3月に販売していて、今年は1/11から。お店は新宿伊勢丹日本橋三越にあります。

百貨店内ってほとんど生ケーキメインのお店だけどノワ・ドゥ・ブールはフィナンシェが名物なくらい焼菓子メインなのです。好き。結婚式の引き菓子もここのサブレにしました。

タタンは酸味がやや強くて、軽やかです。土台のフィユタージュはさくさくで薄め。上に載ってる生クリームの形もかわいいよねぇ…。

 

4. ラ・ヴァチュール(京都)

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雑誌で見かけて猛烈に食べたかったけれど、去年初夏に上洛した際は食べに行けなかったお店。本店は平安神宮の横にあります。

桜花ちゃんとまやねーさん、旅人ふたりの京都旅レポで、なんとこのラ・ヴァチュールのケーキが京都駅ビル伊勢丹内のフィゲラスというスペイン料理店で買えることを知り、日帰り出張が決まった夫にお願いして買ってきてもらいました。ありがとう夫くん、会いたかったよタタン様〜〜!

ほろ苦く煮詰められたフィリングがたまらんです。土台はややしっとりしたフィユタージュ。

イートインだとヨーグルトソースをかけてもらえるそうで、また印象が変わりそう。ぜひお店でも食べてみたいな。

 

5. ル・コワンヴェール(飯田橋)

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もともと好きだったタルトタタンへの執着心を飛躍的に強める要因となったお店。

この写真、右手前の角っこは食べかけて削れてます。ほんとはぴしっと四角いタタン。

見てわかる通り、煮詰め方が尋常じゃない。この小さなタルトに林檎が3個入ってるんだよ…濃厚…!

そしてフィリングの表面もしっかりキャラメリゼされていて、パリッとしてるのです。

土台はサクサクのフィユタージュで、飴・フィリング・パイのバランスが最高。

お店のメインは生ケーキですが、生ケーキもまたおしゃれでおいしいです。アグネスホテルのラウンジでも食べられるよ。

 

6. アヴランシュ・ゲネー(春日)

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元ル・コワンヴェールのパティシエさんが独立してつくったお店。

それだけで期待感高まるのに、去年12月に見つけたこのタルトタタンのフォルム!!!

林檎型…宇宙…銀河鉄道…ありとあらゆる私の好みのツボを押してくる…

土日祝限定、個数限定というハードルの高さでしたが、初日間に合わずがっくりしていたら電話予約できることがわかり、翌週無事に対面できました。

林檎型の表面はホワイトチョコレートコーティングで、フィリングはとろける舌触り。

あまりにも林檎部分のボリュームがしっかりあるので、土台はもっと分量多くても嬉しい。しかしサクサクのフィユタージュ自体もキャラメリゼしてあって詰めが丁寧すぎるよ…泣く…。

 

7. アサコイワヤナギ(等々力)

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芸術的で繊細で上品で素晴らしくおいしいパフェを食べられるお店。タタンは奥に小さく写ってます。パフェもタタンも私が食べたよ。

よく見えないけれど、ここのフィリングはTWGのように林檎の原型を留めていて、しゃきしゃき感がある…んだけど、味はとっても濃厚。

そしてすごく好きなポイントが、土台が折り込みではなく練り込みパイ生地!! パートシュクレというやつです。クッキーみたいな食感のあれ。そしてアーモンドクリームらしきものもはさまっている。好きだ〜〜!

フィユタージュもおいしいけど、単に生地だけで比べたらパートシュクレのほうが好きなのでこの組み合わせは幸せです。

 

8. フィリップ・コンティチーニ(銀座) 

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ギンザシックス地下2階にあるお店。
まず見た目がタルトじゃない。まるい。

これはタルトタタンではなくクイニータタンという商品なのです。クイニーアマン×タルトタタン、悪魔の誘惑。

切るとこうなってます。

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生地のまわりがすべてしっかりキャラメリゼされていて、林檎のやわらかさと好対照でおいしい。

同じくまんまるのキャロットケーキも見かけたので次はそちらを買うつもりです。

 

9. FabCafe(神泉)

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もはや焼菓子ですらない、進化系タタン。FabCafeの限定パフェです。

数日間しか食べられないうえにメニューは毎回変わるのでおすすめというよりただの自慢です。

チョコミントパフェの時にFabCafeの限定パフェの存在を知って見た目の虜になり、しかしタイミングが合わず涙を飲み、それ以来パティシエさんのアカウントをフォローしていたところタタンパフェは予約開始直後に気付けて食べられた…!

左側の林檎のアクリルプレートは、パフェに載ってる林檎型メレンゲの抜き型を作るときに出た端材なんだよ。そこから作ってしまう情熱よ…。

キャラメリゼタタン(煮詰めた林檎)

・アッサムティーアイスクリーム

・紅玉のメレンゲ(林檎型!)

・紅玉パウダー

・ざくざくローストアーモンドのキャラメルアイスクリーム

・カシスソルベ

・クレームシャンティ

・紅玉のジュレ

・クランブル

・キャラメルクレームシャンティ

という構成で、見た目も味も変化に富んでいて楽しめます。メレンゲもちゃんと林檎の風味があっておいしかった。

ちなみにチョコミントパフェはこちら。

かんわいいでしょ。

チョコミント特に好きじゃなかったけど、だからこそ「チョコミントアイスが苦手な方にも」と謳われたこのパフェが気になって、しかし食べられなかったので欲望の捌け口としてコンビニでチョコミントスイーツを買い、結果としてふつうにチョコミントが好きになりました。

チョコミントパフェ、また出してほしいなぁ。たぶんあと何年経っても「食べたかったな」って思い出します。

 

 

以上。

 

これから食べてみたいのは、オーボンヴュータンとノイエとアフターアワーズタルトタタン

タタンじゃないけどアサコイワヤナギのアップルパイパルフェも気になってます。食べたいものが多すぎる、胃があと3つくらい欲しい。

おすすめのタルトタタンやベイクドケーキのお店があったらぜひとも教えてください♡ ベイクドケーキラヴァーの同志がいたらいいな…!