もうすぐ2024年も折り返し、という事実に震える。ここのところ新たな身体の悩みが勃発して悶々としているが、こういう時期こそ栄養しっかり摂らなきゃな〜。ご近所の紫陽花と、たわわに実った枇杷を毎日ついばんでいるムクドリに癒されています。
さて、今週のまた作るレシピです。
・梅肉入りしょうが焼き
料理を始めて間もない頃に出会って、数えきれないほど作ってきたレシピ。我が家では生姜焼きといえばこれです。たまーにお店で梅なしの生姜焼きを食べると「そうか、ふつうは梅が入ってないのか」と思うくらいに。
私が梅好きゆえに飛びついたのだが、手順がシンプルだし小間肉でできるのも気軽でいい。私にとっていちばん手間なのは「肉を焼く前に広げて酒塩胡椒をふる」ところで、これはもうコールドスタートでいいやと決めて、広めのフライパンに油→火をつけずに肉をなんとなく広げる→酒などをふる、ということにしている。広げきれなかったら火をつけて、色が変わりだしたら肉を寄せて新しい肉を入れている。さらに、梅は梅肉ペーストがあれば叩かずに済んで楽。
なるべく昔ながらの梅を使うようにしてるけど、しそ梅とか味梅とかでも大丈夫。
・なすの煮びたし
茄子はどの調理法でも好き。このレシピは出汁がしっかり表にいる感じでほっとする味だった。作った当日でもおいしいが、やはり翌日のほうがずっと味がしみていてとろける。
切るのは遅い方だと思うけど、茄子に関しては手早くできるので水にさらすパートはカット。そんなに大きい茄子じゃなかったから縦半分でもじゅうぶん焼きやすかった。汁は麺つゆとしても使えますよ、という提案にも惹かれつつ、欲張りなので翌日に茄子をもう一回焼いて追加でひたして楽しんだ。
冷凍保存できるというのが驚き。だけどあっという間に食べちゃうから余らないんだよな……。余力ある時に仕込んでみようかなぁ。
・たらこパスタ
たらこパスタ、散々いろいろ作った末に、このレシピをベースに油の量を調節したのがいちばん好みだった。ただ、滅多にパスタを食べないので毎回このにんにくオイルを作ると使い道に困ってしまううえに、レシピ通りの分量だと私にはちょっと油分が重めだった。よって、にんにくオイル10g→にんにくチューブ1cm＋オリーブオイル5gに変更して作っている。それから、イタリアンパセリがなければ小葱とか大葉とか海苔とかにチェンジ。
その分、パスタを茹でる時の塩加減は忠実に。お店の味は塩とオイルの容赦なさが肝だと思うので、せめて塩はきっちりと。オイルも、元の量でいける方はぜひそのままで。
実をいえば今回もこのレシピと醤油を入れるレシピを一皿ずつ作って夫と食べ比べたのだが、こちらの方がよりまとまってるという結論に落ち着いた。定番メニューほどレシピが多岐にわたるから、しっくりくる味に辿り着けると格別に嬉しい。これからもリピートします。
