ねむみめも

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It's ineffable.

また作りたいレシピ 2024年6月第5週

精神的にも肉体的にもハードな1週間だった。医療とは、と考え込んでしまう日々なのですが、ついに今年も半分が過ぎましたね。年を経るごとに時が経つのが早くなるというけれど、まさに。新しいことが減るからかな〜と思ってたけど、この年でも新しいことには出会い続けているし、どちらかというと自分の力だけではどうにもならない悩みごとがいろんなベクトルで増えるからなのかもしれない。ほどいてもほどいても、また別のぐちゃついた結び目が現れてまいっちゃう。それでも諦めずに、心を緩めながらいきたいものです。

さて、そんなわけでよれよれだったのもあり数は少なめですが、また作るレシピの記録です。

 

・ 鶏むね肉とトマトの出汁煮

外出が多くなって胃が疲れた時に、ほっとできた味。素朴なんだけど、舌というか心にしみわたる。しかも簡単! なおかつ、簡単なのに自分を疎かにしている感じがないのがすごいなと思う。

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実のところ、スーパーに胸肉のそぎ切りされたパックが売られていたのでほんと〜〜に手がかからなかった。ぜんぶフライパンに放り込んだだけ。ありがたい。

長谷川あかりさん、新刊も楽しみだな。

 

・炒り卵の梅醤油だれ冷やし中華

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シマダヤの醤油だれ冷やし中華セットを使ったからレシピとして紹介するのはどうかしらとも思ったけど、ちょっとびっくりするおいしさだったので。

冷やし中華という食べ物は大好きなのだが、作るとなるとやや面倒なのが錦糸卵。夫が卵を食べ始めるまではひとりぶんだしマイルドさを足せればそれでいいやと何も味付けせずに炒り卵にしてのせていたが、今年はちゃんと味付けして錦糸卵を作るようになった。でもやっぱり焼いたのをまな板に出して切るのが面倒。

で、原点回帰の炒り卵、このレシピを参考に、砂糖を半量にして味付けしたらちょうどよかったし、何より楽ちん。

さらに、なんとなく梅要素ほしいな〜と思ってセットについている醤油だれひとりぶんに梅肉ペーストを3cmくらい混ぜとかしてみたら、とんでもなく好みど真ん中な味になってしまった。

もともとシマダヤの醤油だれは好きだったのに、梅醤油だれを食べてしまったら醤油だれが甘く感じてなんだか物足りない。どうしよう、今後ずっと梅醤油だれで食べることになりそう。

 

・杏のジャム

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すべすべぴかぴかの杏が届いた。かわいい。加熱用の杏なので、すべて煮る。

最も信頼しているジャムレシピは樋口直哉さんのもの。

以前紹介したコンフィチュールのレシピは私なりにあれこれ作り比べるうちに覚えたものだからもうすこしお手軽(というか簡素)なのだけど、樋口さんのレシピは「どうしてそうするのか」にまで言及して細やかに解説してくださるので大好き。

今年の杏は、半分はジャムにしてお裾分け、もう半分はコンフィチュールで自宅用です。ジャム喜んでもらえたらいいな〜。