ねむみめも

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It's ineffable.

また作りたいレシピ 2024年4月第3週

これはまた作る、と確信したレシピを紹介しています*1。初めて作ったレシピもあれば、何度も作っているレシピもあります。

 

・ノンオイルのやさしい中華丼

長谷川あかりさんのレシピって、途中まで「え、調味料これだけで良いんだっけ? 入れ忘れた?」となりがち。これだけで良い、ふしぎ。手品みたい。初回からアレンジしてしまったので味はどんぴしゃではないかもしれないのだけど、ちゃんとやさしいおいしさだった。胡椒がよく合う。ガリガリするやつではなく、テーブルコショー。

夫はレシピ通り丼で、私は他に炭水化物を摂取していたのでごはん無し。麺に合わせたい時は最後にもっととろみを足したほうが良さそうだ。

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キャベツと豚バラと蒲鉾は1.5倍、うずらの卵6個(豚バラとともに投入)ともやし1袋(最後の2分くらいで投入)を追加した。調味料は水分量を予想して1.75〜2倍くらいに。

うずらの卵、お店だと1人前にはだいたい1個じゃないですか。家だと入れ放題で最高。次は木耳と筍を入れてみたいな。

 

・あやしい中華屋さんの謎の中華スープ

中華丼にあわせたスープ。料理を始めた頃に見つけて、それ以来この手の中華スープが欲しくなったら必ずこのページを参照している。きっと他にも似たレシピは存在するのだろうし、なんなら調味料メーカーやプロの料理家のレシピもあるんだろうけど、ネーミングも好きでこのレシピに懐いています。

 

豚キムチ

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料理を始めて間もない頃に買った、飛田和緒さんのレシピ本から。夫と暮らすまで辛いものは避けてきたので豚キムチを食べたこともなく、しかしちょくちょく耳にするメニューだなぁ発酵食品よさそうだしなぁと気になって作ってみたら、はまった。切るべき野菜が長ネギとニラだけなので、肉を切るとしてもハサミで完結できて圧倒的に楽(私は調理器具の洗い物をできるだけ減らしたいタイプ)(そして小間肉か切り落としを使いがち)。無くてもいいよと書いてあるが、ナンプラーがぐっと味を締めつつ深みを出してくれる。すごい。多めに作って、翌日以降は納豆や卵とあわせて食べるのも好き。

ダメもとで検索してみたら、公式の抜き出し掲載があった! 編集者から見ても引きがあるレシピなんだなぁ。

『主菜』、タイトルの通り主菜然としたレシピだけがメイン食材ごとに章立てされて載っているので、かなり使い勝手が良いです。おすすめ。

 

・なす焼きのしょうがじょうゆ
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こちらも飛田さんレシピ。私が持っている飛田さんの本の中で、おそらく最も簡単なレシピ。あと一品欲しいなぁという時に気負わず作れるのが良い。ごはんのレシピをまるっと覚えることができなくて、何度も作っているものでもほぼレシピを見ながらの調理(もしくは完全フリースタイル)になるのだけど、これはさすがに見なくても作れる。

『Weekdayの朝ごはん』に掲載。こちらはネット上には見当たらなかった。似たレシピはあるけど微妙に違うし、あくまでも実際に参照したレシピを紹介する意図なので、あしからず。

どのレシピも好みなんだけど、朝からこれ食べるんですか?! というメニューもある。きっと飛田さんは胃が強いんだ。私はむしろ昼夜ごはんに採用しています。

 

・バナナアイスクリーム

真っ黒になるまで放置したバナナが3本あって、どう救済したものかと考えあぐねていた深夜に見つけたレシピ。砂糖はバナナ1本あたり小さじ1くらい入れたような気がする。牛乳はレシピの量をオーバーしない程度を心がけつつも目分量でばしゃばしゃ入れた。とりあえず保存できればいいや、くらいの適当な気持ちだったので冷凍しかけている段階で揉むこともせず、よってアイスクリームというよりシャーベットか冷凍バナナピューレか、という状態になったが気に入ったのでまたバナナを持て余したら作るつもり。

バナナブレッドは洗い物が出るけど、これはまったく必要ない。そしてアレンジしやすいのが良い。牛乳に溶かしたらバナナミルクだし、レモン汁をかけるとさっぱり食べやすい。まだやってないけど、チョコレートも確実に合う。

これと、苺に砂糖をまぶして潰して冷凍したやつを少しずつ器に盛って、牛乳をかけてしゃりしゃり崩しながら食べるのも良かった。

 

*1:「あの時のレシピおいしかったけどブックマークし忘れてた、どこいったんだろ」とか、「大好きなのに最近このレシピ本ひらいてなくて忘れてたな」みたいなことが起こりがちなので、自分のための備忘録として。それから、何を作ろうか考えるステップに要するエネルギーが大きくて、そこで消耗して作る気力を失ってることもあるなぁと、Twitterで流れてくるレシピに救われることで気付いたので。ネットでも紙媒体でも、レシピの情報はもはや莫大に存在していて、信頼できるもの、自分にフィットするものを探し出すのも時間がかかるし。同じ情報でも、触れ方や刺激の入り方で気分は変わるものだから、誰かの作りたい気分の発火の一助になればいいなと思って記録しています。