ねむみめも

ねむみめも

It's ineffable.

2年3か月前の日記

ながいこと下書きフォルダに眠らせていた日記です。

 

6/21(月)

久しぶりにオンラインレッスンをした。教えるほう。高校1年生の英作文、添削するにあたり私の知りうる全ての語彙を活用するのもきっとよろしくなく、平易ながらも使いやすい表現、読み聞きしたことはあるけど自発的には使ったことがないらしい単語を選び取っていく作業は結構頭を使う。しかしなにより、私にとって息をするみたいに当たり前になってしまっているが彼女にとってはそうではないこと、を見つけて解説するのが難しい。今回は、論旨を整理すること、論理という概念そのものだった。

ストレングスファインダーによると私は課題解決が好きらしい。たしかに目の前の問題の解き方というより学習へのスタンスや目標達成への道筋探索込みで、教える、あるいは提案するのはなかなか楽しい。正直、丁寧にケアしすぎているとは思うけれど、英語と戯れるのも楽しいし彼女のレベルアップを間近で見られるのも楽しいので、まあいいかと思っている。

 

6/22(火)

ボタンホールを手縫いで仕上げてみたくて、初めて糸巻きに巻かれた手縫糸を買った。ミシン糸みたいな見た目で、色の種類も豊富。

ミシン糸で手縫いするとあっという間に糸がくるくる捩れて絡まりがちなのがストレスフルなのだけど、これはミシン糸が左巻きに撚られていて、私が右利きだから起こる現象らしい。

で、手縫い用の糸は逆に右巻きで撚られている。教材セットに入っていたボタンつけ糸は使ったことがあるけど、この細さの手縫糸って使うのも初めてかもしれない。ホールの前にまずボタンを縫い付けてみたらほんとうにスイスイ縫えて感動した。変なところで結ばることがない。すごい…文明ってすごい…。

でも、ということは、左利きならミシン糸で手縫いしてもあんなに苛つかずに済むのだろうか。大変なこともたくさんあるのだろうけどちょっと左利きの人が羨ましい。

 

6/23(水)

ふるさと納税で入手したすももでジャムを作った。ジャムは、調理工程も目に楽しいし、瓶に詰めた姿がきらきら眩いし、長期間に渡って少しずつ食べ進められる。ひとたび作ると達成感が長続きするのでとても好きだ。食べるたびに作って良かったと思う。瓶が空っぽになる瞬間がたまらなくかなしくて、毎年もうちょっと多く作ろうと増やし続けて夫に呆れられている。

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今回使った小豆島のレッドスターという品種のすももは中の果肉まで赤く、ジャムにしたらルビーのように美しく仕上がった。味も、去年まで使っていた大石プラムとはまた違う甘酸っぱさ。他の品種でもジャムを作ってみたくなってきてしまった。

 

6/24(木)

ここのところずっと意識のふちに引っ掛かっていたこと。己の所業についての認知の歪みが甚だしいような気がする。前提として、私は自己をそのままするりと肯定するのがとてもへただ。できるようになりたいと思い始めて10年は過ぎた。幼少期から煮詰められきた思考の癖がなかなか抜けない。少しずつ灰汁の部分を除いていけてはいる、はず、だが、自分が楽にできて楽しいことを逃げで怠慢だと見なす感覚がいまだにある。頭ではわかってるし、他者がやっている分にはさっぱり何とも思わないんだけどな。

 

6/25(金)

4週にわたって受講していた福井大学のオンライン講座、「北欧アイスランドの歴史・文化・社会」の最終回だった。この1年でリモートのあれこれの普及が一気に進み、こうして気軽に遠方の講座を受けられるのはとてもありがたい。

実のところ、4回のうちいちばん興味のなかった今日の社会・政治分野が、結果的にいちばん面白かった。

 

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ものすごく尻切れとんぼだけど、下書きがここで終わっていた。アイスランド行きたいな。